
スダシャポーニュース
2025年9月版
『スダシャポーニュース号 (第75号)』
この夏の猛暑に、私の周りでも、かつてないほど体調を崩されたという声を、多々お聞きしていましたが、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか?個人個人のライフスタイルも、新たな流れの中で自分のペースをつかむための調整も必要だったように感じた7,8月でした。夏の疲れしっかりケアしながら、心身を整えつつ、実りの秋に向けて、心ときめくセンサーに耳を澄ませて動きつつ、素敵な日々を迎えられますように☆彡

10月からの変更事項確認
「木曜昼クラス」は、9月末までで、休講となります
2025年10月以降 昼クラス月~水 13時~15時30分
夜クラス月~水 18時30分~21時
10月以降の受講料が変わります。チケット制旧価格のチケットがお手元に残っている方は、
受講時に新価格との差額納入が必要になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2025年秋の外部講座のご案内
その1
日本手工芸協会主催の特別講座で、手縫い帽子講座の講師として招かれ,須田京子先生が担当する講座があります。
*リア ル会場、又はオンラインにて(後日配信受講も可)。
協会会員さん以外の一般参加も可能です。完成した帽子で七変化する、被り方レクチャーも、ぜひお楽しみください。
●内容~裁断済の布キットを使い、手縫いで縫い上げる 『ふんわり暖かい、フリースのクロッシェ帽子』
日時 2025年10月24日(金) 10:30〜15:30 (昼休憩1H含む)
会場 ヴォーグビル1Fセミナールーム 中野区弥生町5-6-11
※オンライン受講でについては、お問い合わせください。
受講料 会員5,500円/一般7,700円 &教材費3,800円(裁断済布キット・マニュアル・型紙付き)

その2
横浜高島屋友の会教室にて、須田京子先生の担当する秋冬帽子1日講座が開催され ます。
友の会の方優先ですが、ご興味がある方は、スダシャポー迄ご一報ください。
●内容~裁断済の布キットを使い、手縫いで縫い上げる ~ 『ふんわり暖かいフリースターバン』
日時 11月14日(金)13時30分~16時30分
会場 横浜高島屋 友の会教室
受講料 会員価格 4180円 & 材料費3960円(裁断済の布キット/制作マニュアル・型紙付き)


アトリエ帽子 秋冬販売会
12月6日(土)11時~16時(仮予定)
スダシャポー学院1F教室&ウインドールームにて

スダシャポーのアトリエ制作の帽子と、有志生徒出品者による、Christmas販売会を開催。
ご自身用に、プレゼント用に、ここでしか出会えないお気に入りを見つけにきませんか?
お誘いあわせの上、楽しく、沢山被って、あなただけの1点に是非、出会って下さい。
💕帽子がもっと似合うようになるミニ知識のお話&実践被り方レクチャータイム💕
14時30分~(20分程度)参加無料
フエルト帽体 土曜1日体験講座
<開催日> 11/1 11/29
所要時間 約3時間

午前クラス 9時30分~
午後クラス 13時30分~
(各回定員4名)
●帽子専用のフエルト帽体を 使って、サンプルデザイン8型よりお好みの木型で製作。飾りリボン12色よりお好み選べます。
●受講料(材料・税込)
ウールフエルト11,000円
ベロアフエルト13,500円

A 教室見学説明会
B 布帽子体験講座
A/B開催日
9/8~10 10/13~15 11/10~12 12/8~11



*B布帽子完成作品イメージ
★ご入学は(毎月申込20日〆 翌月スタート)
詳細はHP、または当校にお問い合わせください★
★2025年10月より 授業料改定のお知らせ★
誠に恐縮ではございますが、ここ数年の、相次ぐ物価・光熱費・人件費等の大幅な値上がり伴い、スダシャポー学院でも、これまで据え置いておりました『授業料を2025年10月より改訂』させてさせて頂くことになりました。
※改定後の金額は8月末にお知らせとなります。皆さまのご負担が増えることになり心苦しいのですが、ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

Good job!
研究会 注目作品
毎月各クラスで全員参加で行う帽子研究会。まずはテーマに合わせて講義を行い、翌月、テーマにチャレンジしてみたい人が作ったオリジナル作品発表し、その中から注目作品を紹介しています。
今回は、7月8月のテーマ「機能性の帽子」にプラスして、各自の自由で研究制作した「自由テーマの作品」からも注目
作品を紹介する事になりました。 今後は講師の作品解説コメントも掲載することになりましたので、パッと見ただけでは
分からない注目作品の見どころ解説コメントも、合わせてお読みいただければ幸いです。
<注目作品作者5名> 秋濃真理子3点/ 畔上英子9点/ 武井紀彦3点/ 三浦南保美1点/ 山田恭子2点
一部販売品も有ります。試着もできますので(予約制)、ご興味がある方はご一報ください。
9月・10月のテーマ
「ハロウィン・パーティーハット」 講義9/1~3 作品提出9/22-25
★お教室のお知らせ★
<スダシャポー学院LINE公式アカウント開設>
スピーディーにペーパーレスで伝達ができるように今後メインで使用してゆく、スダシャポー学院生徒
専用LINE公式アカウントができました。登録後はLINEでレッスン受講予約ができる他、Web版スダシャポーニュースが見やすくカラー画面になるなど、紙面より読みやすく、楽しくご覧いただける事と思います。
4月から本格始動になりますが、まずは3月末までに、来校時にLINE登録を、どうぞよろしくお願いいたします。
1、閲覧可能メニュー…スダシャポーニュース(バックナンバー含む)、研究会スケジュール、調整休日カレンダー。
2、レッスンの予約・申込・変更受付 ライン登録のやり方が分からない方は、お気軽にご相談ください。


その他のお知らせ
7月の帽子研究会紹介 「テーマ~機能性の帽子~」
さまざまな機能を担う事のできる帽子を楽しく想像しながら、自由な発想を広げていく帽子研究会。回答の一部をご紹介します。
★出題・・・「機能性を備えた物」は、主に快適に過ごすための「願い」、から生まれてきます。ご自身や身の回りの様々な方の暮らしの中で、こんな機能がある帽子があると良いと思う事がありますか?
対処法も思いついたら、お書きください
「髪の毛がぺちゃんこにならない帽子」
ワンサイズ大きい物を選び、サイズ元だけジャストサイズに調整する。クラウンにゆとりのある帽子(例 ベレー、キャスケットに類するクラウン)
「蒸れない帽子」
菅笠のような頭を覆わない天然繊維のデザイン/蒸れない素材を選ぶ/クラウンに飾り穴や、空いている部分を入れる
「気温・湿度が、色で分かる帽子」
自己管理が難しい子供や高齢者の方の熱中症対策として、周りが気が付いて声をかけられるように特殊素材や、グッズを付ける
「涼しく被れる帽子」
麻など冷涼素材使用/トップに保冷剤を入れられるポケット等仕掛けをする/水につけると冷える特殊素材を使う
「寒さに対応する帽子」
暖かい素材を選ぶ/耳当て付きデザイン/大きめのクラウン内に着脱できるボアやファー製の落とし裏を付けて、温度調整する
「雨の日のに自転車に乗る時の帽子」
防水加工生地を使い、フロント部分が透明素材を使い、視界が遮られず、襟足にたれをつけて、首肩が濡れないような仕立てに。
「旅先で2通り被れる帽子」
ブリムとクラウンが取り外せるような工夫をした帽子(1つで屋外用と室内の使い分けができる)

★出題・・・お互いの立場や意図を伝える、コミュニケーションツールとして帽子はどんな場面で活用できそうですか?
案1
大規模イベント会場や、被災地の支援での場所などで、誰が見 ても、主催者・幹部の人、ベテラン、初心者ボランティア等、レベルや役割が一目で分かるようにする。
それぞれの帽子本体の色、飾り、目立つマーク等を決め、内容をポスター等に表示。
お互いがお互いを把握できる事で、連携がスムーズになる。
案2
過疎地などの日常の中で、共通で認識できる婚活マークを帽子の飾りをつけるなどで活用。相手の状況が分かり、お互いにコミュニケーションをとったり、誰かに紹介しやすい。
★イベントのご案内★
本校 高等科在籍 大森彰子グループ展に出展
『伊藤浩子編み物グループチャリティーバザー展』
会場:会場銀座幸伸ギャラリー 中央区銀座7-7-1
12月2日(火)~12月7日(日)11時~17時 ※最終日は15時まで
ギャラリー☎03(3572)38881
*在廊日全日(仮予定)/出品数は後日メルマガにて

「夏の帽子の入れ替え目安とお手入れ 」
帽子専用素材ブレードの帽子、ストローハット、パナマなど天然繊維の夏帽子着用は4月~9月までが目安。 10月以降はフエルト帽子に切り替えてOK。
残暑が長引いていても、夏よりダーク目な色の布帽子を選ぶなどで秋らしさを取り入れ、季節感を出すのがおしゃれ。
*入れ替え収納時はブラシをかけ埃を落とし、軽くサイズリボンの汚れを拭き、よく乾いてから形状を保つように詰め物をして、高温多湿を避け保管しましょう。サマーウールやシルクの布製品には、防虫剤もお忘れなく♪

「帽子でちょっと良い話」第62話
4/27朝日新聞WEB版より抜粋
三笠宮家の彬子さまは27日、東京都豊島区の学習院大学で、「手袋と帽子が伝えてくれるもの」と題し、19世紀ヨーロッパの宮廷衣装をもとに整えられた女性皇族の装いについておよそ30分講演した。 同大の「霞(かすみ)会館記念学習院ミュージアム」で開催中の展覧会「華族文化 美の玉手箱」に関連する講座の一環で、天皇陛下も聴講した。陛下は皇太子時代、同ミュージアムの前身である同大史料館で客員研究員を務めていた。 彬子さまは、帽子は出向いていく側が着用して迎える側はかぶらないことや、手袋は式典であいさつを述べる際などは手に持つのではなく装着するといったマナーを紹介。現在のヨーロッパの王室ではあまり見られなくなっている習慣も、「日本の皇室では脈々と生き続けています」と語った。 祖母の故・三笠宮妃百合子さまから帽子にまつわる話を聞いたり、手袋を受け継いだりした経験から「伝統のバトンを受け取らせていただいた。意味をしっかりと理解し、バトンを次に渡す努力をしていかなければと思っております」と締めくくった。
・・・帽子は単なるお洒落や実用だけでなく、社交の場において、双方の立場をを目に見える形で表現でき、敬意を伝える役割も果たしていた正装の一部でした。日本の皇室では、現在も尚、海外以上に伝統を守り、大切に受け継がれていることを知ることができた貴重なニュースのご紹介でした。
※情報は、在校生の山田さんよりいただきました
学院長 須田京子
※「帽子deちょっと良い話」や、みなさまの「帽子の活動情報」の原稿募集中💛イベント開催、マスコミ掲載等、小さなチャレンジも是非お寄せください。