
スダシャポーニュース

2025年6月版
『スダシャポーニュース号 (第74号)』
日々変わりゆく自然のリズムも感じながら、自分自身の心身を整えて過ごす一期一会の日々は、晴れの日も、雨の日も、大切な恵。この夏、心惹かれる場所、人、物、事に出会いに行きませんか?遠くても近くても、心の旅 には、素敵なギフトが隠れていますね。お出かけには、ほんの小さな、時には大きな、何かを発見する、心のときめきセンサーと、お気に入りの帽子もご一緒に・・・💛

開講クラスについて 大事なお知らせ
長らく検討しておりましたが、都合により、2025年9月末を持ちまして
「木曜日昼クラスは、長期休講(再開予定未定)」することになりました。
チケット制の方は特に、10月以降のご予約検討時に、ご注意くださりますよう、何卒よろしくお願いいたします。
他クラスは今まで通り下記時間帯で行います。
2025年10月以降 昼クラス月~水 13時~15時30分
夜クラス月~水 18時30分~21時
※調整休日は今まで通り、別途指定日カレンダーを確認ください
information
2025年夏帽子生徒作品展開催 ご報告❣
25年5月24日(土) 25日(日) 会場 帽子の学校スダシャポー学院にて
天気予報では2日間とも雨予報で、皆で祈るような気持ちで当日を迎えましたが、2日ともお天気になり大感謝でした。
初日の一番乗りで到着されたのは、何と!101歳でお一人で電車に乗り、オープン前の時間からお待ちくださった、ずっと素敵な帽子人生を楽しまれている(初めてスダシャポーにいらしたのは、2023年生徒作品展。当時100歳)お客さまでした。
今回も、お気に入りを見つけていただけ、『これからも、スダシャポーのイベントで帽子を購入することを、とても楽しみにしている』とのお話しされており、何歳になっても情熱を持って人生を楽んでいらっしゃる素敵な生き方や、帽子が日々心豊かに過ごすお役に立てている事を感じ、背筋を正して賜りたいお言葉が、とても有難い初日スタートとなりました。
今回のタイミング出品できたのは17名。予定数の半分も出品できなかった方もありましたが、予想以上に沢山作品を出品くださった方もあり、「和布と手づくり」の雑誌掲載記念須田弘子先生の作品紹介コーナー、チャリティー販売に活用のお申し出を頂いた卒業生の方から帽子などの補充も行い、2日間とも、色とりどりの楽しい展示会場となりました。
また今回は、一般の方だけでなく、何十年ぶりに来校した旧生徒さん達、先日のワールドハットウォークで、私がご縁をいただいた帽子業界関係者の方々のご来場もあり、長年帽子のお仕事に携わっていらっしゃるプロの方に、アート作品コーナー、帽子のお話共に、大変ご好評を頂けましたこと、嬉しい再会や新しい出会いに恵まれたことが印象的でした。
中には会場に入ったとたんに運命の出会いのような1点を見つけてご購入された方もありましたが、室内だけで約170点の個性ある帽子展示の中から購入に至るのは「お客様のお好み、かぶる目的、サイズ、似合うかどうか、ご予算」全ての要素がすべてクリアした時」なので、ある意味初対面の170人の方を目の前に、運命の1人と巡り会えた「奇跡」とも言えます。販売経験が少ない方は自信作が売れないと、がっかりしてしまう事もあるかと思いますが、その帽子は、後日適する場所・人・価格・魅せ方で、ご購入のご縁が繋がるタイミングがあったり、もしくは手元に残る事で受け取れる「学び」があると感じています。
ぜひ、出品を経験した人にしか分からない、力を合わせて運営開催したイベントの様々な場面で、ご自身が感じた事を、豊かな肥やしとして、今後の帽子作りや、ご自身の活動に役立てていただければ幸いです。 精一杯の全力投球が、みなさまの人生をより美しく彩り、心豊かに過ごせるエッセンスとなりますことを願い、帽子を通じて、お一人お一人の可能性の扉が開き 増々素敵に花開く道のりを見守り、伴走でき、それを観る事ができる喜びに、心より感謝いたします。
2025.5月吉日 学院長 須田京子
★2025年10月より 授業料改定のお知らせ★
誠に恐縮ではございますが、ここ数年の、相次ぐ物価・光熱費・人件費等の大幅な値上がり伴い、スダシャポー学院でも、これまで据え置いておりました『授業料を2025年10月より改訂』させてさせて頂くことになりました。
※改定後の金額は8月末にお知らせとなります。皆さまのご負担が増えることになり心苦しいのです が、ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。
★お教室のお知らせ★
<スダシャポー学院LINE公式アカウント開設>
スピーディーにペーパーレスで伝達ができるように今後メインで使用してゆく、スダシャポー学院生徒
専用LINE公式アカウントができました。登録後はLINEでレッスン受講予約ができる他、Web版スダシャポーニュースが見やすくカラー画面になるなど、紙面より読みやすく、楽しくご覧いただける事と思います。
4月から本格始動になりますが、まずは3月末までに、来校時にLINE登録を、どうぞよろしくお願いいたします。
1、閲覧可能メニュー…スダシャポーニュース(バックナンバー含む)、研究会スケジュール、調整休日カレンダー。
2、レッスンの予約・申込・変更受付 ライン登録のやり方が分からない方は、お気軽にご相談ください。


その他のお知らせ
「World Hat Walk 」ご存じですか?
世界中の帽子文化を繋ぐ特別な1日☆彡
このウォークイベントは、ロンドン・ハット・ウィークの創設者である Georgina Abbott(Atelier Millinery)と Becky Weaver(HATalk 編集長)によって2024年にスタートしたイベントです。
昨年はロンドン・バルセロナ・ソウル・シドニーなど 世界各地で2,000人以上が参加し帽子の魅力を発信。
昨年は 6大陸・17か国・21都市 で開催され、今年はさらにスケールアップし 初参加の日本も、帽子の文化を楽しみ広めるための特別なイベントとして、宮城、東京、大阪の3つの拠点で開催。
4月27日(日)には世界中のハットニスタ(帽子愛好家)が集う特別なウォークイベントとして「World Hat Walk 2025」が開催され、東京のオーガナイザー入澤さん(帽子デザインナー)より、お声掛けいただき、有楽町に集合後、帽子愛好家の方や、帽子業界の方、作家さんなど、シンプルに「帽子が好き」という共通項のみで、お互いに帽子の装いを楽しみ合い、銀座ストリートを歩きながら交流するという、とても楽しいイベントに、参加させていただきました。
当日は、スダシャポーの卒業生や、これまで、お名前だけはお互いに知っていた他の帽子教室の先生や、歴史ある業界の方々などにも偶然お目にかかる事ができ、皆さんの帽子愛も感じ、これからの繋がるご縁も頂きました。このような画期的なイベントを企画運営してくださった各地のオーガナイザーの方々には、本当に感謝です。来年は教室で事前にイベントに向けての製作も念頭に置き、皆さんと共に「帽子のあるライフスタイルの楽しみ」をバージョンアップして、広げてゆけたらと思っています。


ラジオ出演のご報告 音源
YOKYO854 《ゆったりくるめラ 854 》
5/10(土)12:00~15:54 放送済
スダシャポー倶楽部会員 中川佳之
~かぶりたくなる、カブラないCAP~ 「FUNE」ホームページ
前回ニュースでお知らせしました放送、とても素敵なお話をリアルタイムで拝聴しました。中川さんから音源をいただいたので、お教室では6月レッスン時に、ご紹介したいと思います。
※紹介イベントは、事情により、急遽変更・中止される可能性もありますので、 必ず「当日に開催をご確認の上」ご来場ください。

「帽子でちょっと良い話」第61話
今回のご紹介は、素敵なご活動をされているOG近藤里和さんです
約20年ほど前に、スダシャポー学院にて帽子作りを学ばれ、その後、一時帽子作家としてのプロ活動も経て、現在は製作は離れて、「メガネと帽子」に特化した研究を積み重ねられ、「メガネと帽子を洋 服のように着替える日常」をコンセプトに発信されています。
Instagramや、ホームページ、メルマガでは、一般の方に似合う帽子の選び方や、日常的に活用する時に起こる疑問やお困りごとも解消できるように、きめ細やかな観察視点で常にバージョンアップしながら、NHKの番組「あさイチ」に出演されたり、現在は雑誌「ESSE」にコラムを連載されたりと、大活躍されています。
←左記、ワールドハットウォークの参加での偶然の再会がきっかけで、先日の大塚教室での夏帽子生徒作品展時に来校してくださり、少しの間でしたが、現在に至るお話や、帽子への想いをお聞きすることができました。年月を経て、ご自身がしっくりくる形で、帽子への想いを新しい関わり方で確立され、プロとして多くの方に役立つご活躍されている様子を対面で伺えた事は、感慨深く、とても嬉しい時間となりました。
学院長 須田京子
メガネや帽子が好きな方にも、これからデビューしたい方も是非!「~メガネと帽子のスタイリングを創る人~ SATOWAさん」の楽しく役立つ発信は、こちらからご覧になれます。
※「帽子deちょっと良い話」や、みなさまの「帽子の活動情報」の原稿募集中💛イベント開催、マスコミ掲載等、小さなチャレンジも是非お寄せください。
♥編集後記♥
今年も気がつけばカレンダ-は6月に。風が通り過ぎるような日々の変化を感じる中で、数十年ぶりの再会も新しい出会いも、まさに「この時」がタイミングと感じるご縁。そこからまた新しい繋がりが広がる気配もあり、心ときめいています。💛
休むことも動くことも、どちらも大切に、後半の流れもオープンハートの軽やかさを大切に、皆さまと共に、良き2025年の流れを楽しんでゆきたいと思います。
学院長 須田京子
202506_スダシャポーNEWS夏号(74)